ヘアサイクル(毛周期)という言葉があります。
これは育毛を考える上でとても大切なものになります。

髪の毛は生えて、成長し、抜けて、また生えるという事を繰り返しています。
この周期のことをヘアサイクルと呼びます。

薄毛に悩む人の多くは何らかの理由でこのヘアサイクルの周期が乱れてしまっています。

髪の毛は平均10万本あると考えられていて、1日平均50本~100本ほど抜けていきます
1日に0.3~0.5ミリ程伸びて1ヶ月で1センチほど伸びます。
そして、髪の毛は1本1本に寿命があります。

髪の毛の寿命は平均で男性で2年~5年、女性で4年~6年です。
そして、髪の状態で3つの周期に分かれます。

詳しくみてみます。

KcjmkijSoivVx251359443514_1359444326

成長期:
全体の85%~90%を占めます。
平均2年~6年。
毛母細胞が活発に活動していて細胞分裂し、髪の毛がどんどん伸びている状態。

退行期:
全体の1%を占めます。
平均2~3週間。
毛包が収縮しが始まり、細胞分裂が止まるまでの期間。

休止期:
全体の10~15%を占めます。
平均3~4ヶ月。
抜け落ちる準備期間。
毛根の奥では新しい毛が生える準備をしており、
新しい毛が生えると成長期に入っていきます。

この時期の毛髪は洗髪やブラッシングで簡単に抜けていきます。

ヘアサイクルの乱れが原因の脱毛症の代表格は男性型脱毛症(AGA)で、
男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)がヘアサイクルを乱す原因です。

正常なヘアサイクルでは2年~6年程続くヘアサイクルが
異常に短くなり、休止期が長くなってきます。

そのため、成長し丈夫な髪の毛になる前に髪の毛が抜けてしまい、
なかなか次の髪の毛が生えてこないという状態になっていきます。
あるいは、そのまま生えてこなくなってしまったりします。

AGAの治療ではDHT(ジヒドロテストステロン)を抑える「フィナステリド」を
主成分とした治療薬が用いられ、
ヘアサイクルの乱れを修復するという方法が用いられています。

また、「ノコギリヤシ」や「亜鉛」にもDHT(ジヒドロテストステロン)を抑える効果があります。